自分に関係のない争いにたずさわる者は、 通りすぎる犬の耳をとらえる者のようだ。
争いに関係しないことは人の誉である、 すべて愚かな者は怒り争う。
彼に言われた、「人よ、だれがわたしをあなたがたの裁判人または分配人に立てたのか」。
愚かな者のくちびるは争いを起し、 その口はむち打たれることを招く。
悪しき者はただ、そむく事のみを求める、 それゆえ、彼に向かっては残忍な使者がつかわされる。
もし人があなたに悪を行ったのでなければ、 ゆえなく、これと争ってはならない。
隣り人を欺いて、 「わたしはただ戯れにした」という者は、 燃え木または矢、または死を、 投げつける気が変な人のようだ。
